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前回のこのブログで批判した記事はアゴラに掲載された記事でした。アゴラは、なかなか良い記事も見受けられるのですが、最近、原発擁護論が増加してからは特に、少々おかしな記事が目立つようになりました。せっかく良いイメージが浸透しつつあったアゴラですが、これではいずれ多くの人にそっぽを向かれてしまうのではないでしょうか。 ... "アゴラはどんどん危ない方向に" を続けて読む

前回のブログで、「マインドコントロールが我が国の言論界にまで拡大しているといたしますと、これは非常に危険な状況であるように私には思われます」等と書いたのですが、この言論人の一人が池田信夫氏でして、最近のアゴラ記事にもいろいろと不正確なことを書かれております。(以下、緑の部分が池田氏の記事からの引用です。) ... "村の住民と思しき池田信夫氏の発言について" を続けて読む

将来の原発比率、0%案支持が大半…意見公募」というニュースが出ていますが、ああ、やっぱりという印象を受けてしまいます。

原子力発電は、資源に乏しい日本にとっては本来必要な技術ですし、我が国を核保有国に匹敵する核保有の潜在能力を持つ国としておく上でも前向きに取り組まなければならないテーマであると私は考えております。

しかし、現在の日本社会に原子力発電が受け入れられるかといえば、それは難しい。その原因は、これまで原子力発電を推進してきた電力会社と行政にある、というのが私の見解です。 ... "原発の問題は日本の問題" を続けて読む

以前のブログで「クドリャフカの順番」をご紹介いたしましたが、実はこれアニメになっております。しかも、アニメ制作は、かの京アニ。その17話18話が「クドリャフカの順番」です。

ここで、以前の推理を少々修正する必要が生じました。以下、ネタばれにご注意ください。 ... "クドリャフカの新展開" を続けて読む

ホームページには、私の作品(論文やミステリーやSF)が各種置いてあるのですが、その中のノーボディーが知っているは、nobody knowsのシャレでして、この英語の正しい訳は「誰も知らない」。でもネットの世界にはnobodyを名乗る人もかつてはおられたのですね。

で、その中で「ノーボディー・ノウズって、歌の文句ですよね。これも、そうとうに古い歌です」などと書いたのですが、もちろんこれは私が好きな歌の文句でして、これを書いたそのあとでこの歌は一体何であったのだろうかとネットを検索してみたのですが、私の記憶にある歌には全然めぐり合いません。 ... "“nobody knows”ではなくて”Love Grows (Where My Rosemary Goes)”" を続けて読む

本日は最近よく売れている書物、「重力とは何か」を読むことにいたしましょう。

とはいえ、最近は少々時間をとりにくく、この本も電車での移動中等にちょこちょこ読んでいるのですが、書き込むためのまとまった時間がとりにくいのが悩みの種。そこで、書き込みもちょこちょこと行うことといたします。 ... "大栗博司著「重力とは何か」を読む" を続けて読む

最近のアニメに関して、押井守氏が苦言を呈しております。

私は、これはもっともであると思うと同時に、どうでもよいことではないか、などという思いも抱いてしまいます。

つまるところ、屑アニメは見なければよいだけの話であって、そんなアニメを喜ぶ人がいたところで、それは自分とは関係のない世界の出来事だという、至極当たり前の分別をすればよいだけの話だと思うのですね。 ... "最近のアニメについて" を続けて読む

本日ご紹介いたしますコンテンツはB.J.ThomasのRock And Roll Lullaby、日本語に訳しますと「ロックンロール子守唄」ということになります。

“Lullaby”が“子守唄”であることが理解できればこの歌詞(日本語訳はこのあたりか)は比較的容易に理解できると思います。つまり、16歳で私を生みおとした母親が、厳しい現実の中でわたしを抱きしめて歌ってくれたのが“ロックンロール子守唄”であるという意味でして、ものがなしい内容ではあります。 ... "ロックンロール子守唄" を続けて読む

池田信夫さんのアゴラの記事はなかなか参考になるものが多いのですが、対抗文化の敗北と勝利と題する記事は少々首をかしげたくなります。 ... "日本にだって受け継がれております、ジョブズの精神" を続けて読む

本日ご紹介いたしますアニメは機関車岩ちゃん。デッサンの狂ったシーンもないわけではありませんが、かなり丁寧な作りの短編で、藤島アニメファンだけではなく、銀河鉄道フリークや鉄男鉄子の方々にもお奨め、「ヨーロッパSL鉄道の旅はどうなったですだ~!!」には思わず笑ってしまいます。 ... "機関車岩ちゃん" を続けて読む

こんなものもアップロードされていたのですね、というわけで、まずThe WhoのTommy(音が出ないよう)から。30分過ぎあたりにこの曲が収録されています。

ビジュアル的にはエルトン・ジョンがよさげです。正ちゃん帽をかぶった人たちは関係者でしょうか。 ... "ピンボールの魔術師" を続けて読む

Popula(@populajp)さんから意識を持った機械の詳細」の議論の前の気になることと題して以下のご意見を頂きました。

「意識を持った機械の詳細」文中の「意識」というものも人間の「感情表現能力」のことであれば、問題ないのですが、そうでもそうでもなさそうなので、一言すみません。 ... "「意識をもった機械の詳細」について" を続けて読む

最近時間が全く取れず、このブログの更新もほとんどなされていないのですが、本日は少しだけ。

まず、ブルームバーグのコラム(記事へのリンクは消えてしまいました。英語版は残っています)をお読みください。海外の人が日本の現状をどのようにみているかという、一つの参考にはなるでしょう。 ... "押し入れの中のミイラ" を続けて読む

以前のこのブログにも書きましたように、デカルトは彼の書(画像を稿末に掲載、最下行をご参照ください)に“ego cogito, ergo sum”と書いたのですが、一般には「コギト・エルゴ・スム」と主語抜きで書き記したとの誤った常識が流布しています。たとえばWikipediaなどもそうしておりますし(訂正しておきました)、養老孟司氏の「唯脳論」にもこの誤った常識に立脚して書かれた一文があります。

これだけ有名な言葉を誤って覚えるのは少々問題であるばかりでなく、ラテン語の主語を省いてしまいますとデカルトがこの言葉で伝えたかった論旨が正しくは伝わらないのではなかろうか、と私は危惧いたします。

そこで今回はこの問題をまとめる意味でも、この言葉でデカルトが伝えたかったことは何か、この言葉の背景にあったデカルトの本意について考えてみたいと思います。 ... "コギトとデカルトのギャグ" を続けて読む

以前のブログで我が国の古代史について多少述べたのですが、いろいろと気になることもありましたので、先週磯城纏向の里を訪ね、卑弥呼の昔に思いをはせてまいりました。

訪れましたところは、まずは唐古鍵遺跡とその資料館、桜井市の埋蔵文化財センター、箸墓古墳、勝山古墳、そして、崇神、景行陵です。暑い日ではありましたが、曼珠沙華の咲き乱れる農道を自転車で走るのは快適でした。

現地の状況につきましては、ネット上にもさまざまな情報があふれており、ここで改めてご紹介する意味もあまりないと思います。そこでここでは、この地で何が起こったかということについて、私の感じたこと(独断によります推理)をご紹介したいと思います。 ... "磯城纏向の里で思うこと" を続けて読む

民主党がマヌフェストに明記した「八ツ場ダム建設中止」を巡って混乱が続いていますが、はたからみればこんなバカげた混乱もありません。関係者各位はつまらぬ意地を捨て、日本の、そして現地住民の未来のために、何が良いのか、今何をなすべきかを考えるべきではないでしょうか。そうでないと、本物の馬鹿ということになってしまいます。

とまあ、そう言うだけでは単なる悪口ですので、以下、問題を整理いたしましょう。 ... "ピンチをチャンスに! 「八ツ場」の未来" を続けて読む

先日本屋をのぞいていたら、雑誌Newtonの別冊で「虚数がよくわかる」と題したものが平積みになっておりましたので購入いたしました。

なにぶん、このブログでは以前より「時間は虚数的にふるまう」ことを自然科学の根底をなすべき第3原理として提唱しております。虚数がよくわかるというのであれば、時間に関する言及も当然あるはずというのが、同書を購入した背景にはありました。 ... "Newton別冊「虚数がよくわかる」を読む" を続けて読む

以前のこのブログで、「コギトとは書かなかったデカルト」などと書いてしまいましたがこれはWikipediaの記述を信じ込んだ故の間違いで、実はデカルト自身ラテン語でこの言葉を書いている旨を少し前のこのブログで訂正しております。

問題は、主語「ego」がこの言葉に含まれていたかどうかという点なのですが、日本語訳に付せられたラテン語記述に主語が入っていることから、おそらくデカルトも主語を省いていないであろうというのが前回の結論でした。 ... "主語付きでコギトと書いたデカルト" を続けて読む

中央公論の8月号に、元駐日ドイツ大使を務められたヘンリク・シュミーゲロー氏による、「世界経済危機脱出の鍵はアジアと欧州」と題する興味深い論文が掲載されております。

まずこの論文の要約を簡単にご紹介しておきましょう。 ... "世界経済危機と「誠実条項」への流れ" を続けて読む

涼宮ハルヒの憂鬱2期は「エンドレス・エイト」で引っかかっております。

角川アニメチャンネルの正式版「第16話」が5回目のエンドレス・エイトで、6回目は27日の配信とアナウンスされておりますが、すでにYouTubeには次の17話(6回目のエンドレス・エイト:リンクは次行)もアップされています。 ... "エンドレスエイトはエンドレス(ハルヒの憂鬱)" を続けて読む

シグナル・プロセス・ロジック株式会社のホームページには、「企業理念」というタブがあり、これをクリックすると「アレテーに即して」というページが開きます。(2016.6.12追記:現在はこのページは消去されています)

アレテーにつきましてはこのページを参照していただくことといたしまして、本日は何故にこのような企業理念を掲げているのかという、その背景について簡単にご説明いたします。 ... "企業理念「アレテーに即して」の背景" を続けて読む

久々に経営学関係の書物をご紹介いたしましょう。経営学と言いましても、かなり軽めの岩波新書、石井淳蔵著「ビジネス・インサイト―創造の知とは何か」です。 ... "石井淳蔵著「ビジネス・インサイト」を読む" を続けて読む

YouTubeの角川アニメチャンネルにアップロードされております涼宮ハルヒの憂鬱は、これまでは以前放映された(DVD発売済み)のものを再放送していたのですが、現在アップされております第8話は、なんと「笹の葉ラプソディー」です。 ... "アニメ涼宮ハルヒの憂鬱は、消失一直線?" を続けて読む

本日は、東宝の営業状況を視察してまいりました。ま、本当の理由は、アニメを観ようというだけの話なのですが、、、

チェックいたしましたアニメは、「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」、4月18日公開の比較的新しいアニメ映画ではあります。 ... "「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」を観る" を続けて読む

以前のこのブログで、「米澤穂信を全部読む」と題しまして、米澤穂信氏のミステリーにランク付けするなどという失礼なことをやっております。

ちなみにそのランクは以下のとおりです。 ... "米澤穂信著「小市民シリーズ」を全部読む" を続けて読む

昨日と今日は、北朝鮮のミサイルのことなどころりと忘れて東京のお花見ぷち旅行としゃれ込みました。

昨日は四ッ谷駅からニューオータニの横に出る徒歩10分ほどのコースを歩き、赤坂見附から地下鉄に乗ったのですが、その途中でキャンディーズの20才の頃の映像にありました光景に出会いました。元画像がリンク切れですので、こちらをご利用ください。 ... "今日はお花見、ぷち旅行" を続けて読む

北朝鮮のミサイル発射台をGoogle Mapで見つけました。残念ながら、写真はちょっと古く、ミサイルは写っておりません。

画面中央少し上の左からやや右上がりに伸びている道路の突き当たり(画面中央部)右下にあるこげ茶の四角が発射台で、上方に左にやや傾いて延びている黒い部分が発射台の影と思われます。 ... "北朝鮮のミサイル発射台に御案内(Google Map)" を続けて読む

本日は山本七平著「日本はなぜ敗れるのか」を読むことといたしましょう。同書は、1975年から翌年にかけて雑誌「野生時代」に掲載されました非常に古い論評ですが、今日におきましてもその内容は古びておりません。つまり、山本氏が強く批判いたします日本人のヘンなところが、今日なお残されているからでしょう。 ... "山本七平著「日本はなぜ敗れるのか」を読む" を続けて読む

前回のこのブログ2回にわたって宇宙を織りなすもの(上)」を読みましたが、本日はその続きといたしまして「宇宙を織りなすもの(下)」を読むことといたします。 ... "B. グリーン著「宇宙を織りなすもの(下)」を読む" を続けて読む

水曜日のブログに、ブライアン・グリーン著で青木薫訳の「宇宙を織りなすもの(上)」の紹介記事をアップいたしましたが、本日は水曜日の記事で書き漏らした点につき議論したいと思います。 ... "「宇宙を織りなすもの(上)」を読む(その2)" を続けて読む

以前書きました難問への答えらしきものといたしまして、今朝方のブログ(消去してしまいました)で、「時間変化するベクトルポテンシャルがベクトルポテンシャルの方向に電界を生じる」ということを書きました。これは、電磁界で発生する力が外部に仕事をした場合、これを逆起電力の形で電気エネルギーで補う必要があることからも要請されます。

このような作用がありますと、直交する電流間にも力が発生することになります。 ... "直交する電流間の力" を続けて読む

暇人さんがご紹介くださいましたアゴラのリンクです。なかなか良いことが書かれております。

最近読んでいる新書に、猪熊建夫著「新聞・TVが消える日」という本があります。著者は元新聞記者で、私の議論からいたしますと「アチラ側」の人です。先入観でものをいうのは良くないのですが、内容をみますと、疑問に感じる点が多々あります。 ... "波取り記者とマスコミ利権" を続けて読む

以前のブログでちょっと触れました「池田信夫 blog」は、なかなかに刺激的な、おもしろいことが書いてありますのでときどきのぞいているのですが、刺激的なことを書かかれるあまり、内容に矛盾を含む例も多いように見受けられます。このブログを読む方は、多少気をつけて読まれるのが良いかと思います。 ... "政府紙幣を発行しても何も起こらない?" を続けて読む

今朝方のブログ(消去してしまいました)で、わが国はインフレ政策をとる必要があるということを述べましたが、このためには内需を拡大し、お金をモノに代えてもらわなければなりません。このために、具体的にどのような政策がありえるかを少し検討しておきましょう。 ... "経済再建への道のりは" を続けて読む

先日から注目しております政府紙幣に関しまして、本日もニュースが出ております。専門家の意見を聞くというのは大変によい方向でして、程度の低い自民党内の議論はやらないほうがましであると思います。 ... "政府紙幣は猿にXXXxを教えるようなもの," を続けて読む

今朝方のブログで、日本のジャーナリズムの抱える問題に関する本をご紹介いたしましたが、その一冊「ジャーナリズム崩壊」の中で、著者の上杉氏はブログをお持ちであるということを書かれております。インターネットコミュニケーションはわたしのテーマの一つですから、早速上杉氏のブログ「東京脱力新聞2.0」をチェックすることといたしました。 ... "日本の経済政策はいかにあるべきか" を続けて読む

わが国の新聞をめぐっては、以前のブログにも書きましたように、恐怖感すら与える読売新聞の押し売りに悩まされたこともあり、新聞など信用すべきではないとは常々感じておりました(こちらも)。しかし、それは単なるわたしの感覚であり、第三者の意見が聞きたいところでもありました。 ... "日本ジャーナリズムの問題をめぐる書物を読む" を続けて読む

ベクトルポテンシャル(A)は実在の量か」との疑問にAB効果の観測で終止符を打ちましたのは比較的最近の話題ですが、それでは「磁場(B)は実在の量か」という疑問にどのように答えればよいかとなりますと、これは非常に難しい問題であるように私には思われます。 ... "磁場 B は実在の量か?" を続けて読む

本日のコンテンツは「君をのせて by 井上あずみ(ニコ動も、削除済み)」おなじみ「天空の城ラピュタ」のエンディング曲です。ま、紅白でも出ておりましたが、こちらのほうがぜんぜんよろしい。この歌声、目をつぶって何度か聞いてみてください(「さあでかけよう」以降でご評価ください)。 ... "卒業式で「君をのせて」を謳う意味、とは" を続けて読む

少し前のブログでご紹介いたしました天使な小生意気ですが、楽天ブログの文字制限により前半部分のみのリンクの掲載となっておりました。そこで今回、後半のリンクを追加しておきます。いずれも日本語音声にスペイン語の字幕入りです。YouTubeで“Tenshi na konamaiki”をキーワードにしてサーチすれば、すべての回を見つけ出すことができます。 ... "アニメ「天使な小生意気」の後半です" を続けて読む

年末年始の休みの初日、少々飛ばしすぎのように本を読んでしまいました。まだ消化不良の感じもいたしますので、本日は、概要のご紹介に止め、これらの書物の内容がこの先私の内部で膨らんでまいりましたら改めてご紹介することといたしましょう。 ... "今日は乱読(11人いる、喧嘩を学ぶ、閉塞経済…)" を続けて読む

先日のブログで、ヴァンデミエールの翼を読んでいるのですが、これを読むこととした理由が、米沢穂信氏の「クドリャフカの順番」で登場人物がヴァンデミエールのコスプレをしていたからでした。 ... "クドリャフカの順番はヴァンデミエールからフロルへ" を続けて読む

ちょっと古いアニメですが、前々から気になっておりましたアニメに「天使な小生意気」という作品があります。これは、いわゆる深夜アニメでして、「美少女」が頭に付くかどうかは微妙なところです。 ... "アニメ「天使な小生意気」も良いですね。" を続けて読む

本日ご紹介いたしますアニメは「Samurai Girl リアルバウト・ハイスクール」です。最初にお断りしておきますが、このアニメはかなり安直なつくりであり、名作、というわけではありません。 ... "「リアルバウトハイスクール」と日本アニメの要素" を続けて読む

米国自動車ビッグ3救済をめぐる動きはいよいよ土壇場に来ておりますが、そんな中で少々古い書物であります、J・パトリック・ライト著「晴れた日にはGMが見える」を改めて読んでみることといたしました。 ... "読書:晴れた日にはGMが見える" を続けて読む

民族やナショナリズムをめぐっては、このブログでも8月の記事で姜(カン)氏と森巣氏の「ナショナリズムの克服」を読んだり、6月の記事では小熊英二氏の「単一民族神話の起源」を読んだりしております。 ... "わが意を得たり。塩川仲明著の「民族とネイション」" を続けて読む

このブログでは毎週日曜日には、物理か哲学がらみ、あるいはラノベかアニメのお話を書くようにしていたのですが、本日のところは書く内容がありません。何もしていなかったというわけではないのですが、これらにつきまして、ここにあえて書くべきものが見当たらないのですね。 ... "ねた切れ" を続けて読む

先日のブログで、電流の作る磁場とは、実は相対論的効果により移動座標系から電流の流れる導体を観測すると電荷のバランスが崩れて観測されるための静電界的効果である、とご説明いたしましたが、つらつら考えておりますと、この説明と電流の作る磁場とは、少々現象面で異なることに気付きました。 ... "電流の作る磁場の謎" を続けて読む

先日のブログで、影の因果関係が目に見えない事物の存在を知る鍵になるということを述べ、アリストテレスの月食に関する議論に言及いたしました。このアリストテレスの言葉をつらつら考えておりましたら、少々問題があることに気付きましたので、ここに書いておくこととします。 ... "光と影の形而上学" を続けて読む

本日は、ジャン・ラディック著「アインシュタイン、特殊相対論を横取りする」を読むことといたしましょう。 ... "ジャン・ラディック著「アインシュタイン、特殊相対論を横取りする」を読む" を続けて読む

さて、私が以前から疑問に思っておりますことといたしまして、主体を捨象して成り立っていたはずの自然科学が、量子力学においては観察者が顔を出す、という問題があります。 ... "養老孟司著「唯脳論」再読(その2)" を続けて読む

本日は、岡嶋裕史著「迷惑メールは誰が出す?」を読むことといたします。同書は本年10月20日(実は明日)に新潮新書の一冊として発行されました非常に新しい本です。 ... "岡嶋裕史「迷惑メールは誰が出す?」を読む" を続けて読む

マクロスフロンティアも最終回を迎えてしまい、楽しみがひとつなくなってしまったのですが、これまで続けてまいりました「マクロスFで英語のお勉強」シリーズは、ネットにアップロードされている英語字幕入りの無断コピー版を使用しておりますので、まだまだ楽しめますねえ、などと気楽に考えていたのですが、なんと、あのLunar版がネットから消えてしまいました。 ... "マクロスFでの英会話、ありゃりゃlunarが、、、" を続けて読む

マクロスF最終話Lunar版での英語のお勉強を続けましょう。泣いても笑っても最終話ですから、あまり先を急がず、じっくりと堪能しつつお勉強することといたしましょう。 ... "マクロスF(最終話)で英語のお勉強(その2)" を続けて読む

マクロスフロンティアは、すでに第25話(最終話)が放映されており、実は感動の終末を迎えているのですが、これは脇においておきまして、本ブログは前回に続き、マクロスF第24話Lunar版での英語のお勉強、後半をご紹介することといたします。今回も、思いの詰まったせりふにスポットを当ててみていくことといたしましょう。 ... "マクロスF第24話Lunar版で英語のお勉強♪" を続けて読む

マクロスフロンティアで学ぶ英会話も、マクロスフロンティアの英語版を鑑賞する、なんて風情となってしまいました。今回も、面白そうなシーンを中心に見ていくことといたしましょう。今回は「マクロスF第23話Lunar版」です。 ... "マクロスフロンティア23話で英会話のお勉強!" を続けて読む

以前のこのブログで、「マックス・ヴェーバー入門」を読みましたが、同書はヴェーバーはニーチェのいう「ディオニュソス的なるもの」を求めている、としております。

ニーチェにつきましては、このブログで以前ニーチェ入門」を読んだりしているのですが、このときには「ディオニュソス的なるもの」が今ひとつはっきりしておりません。

はっきりしないのは気になるものでして、この思いを解消せんと、今回はそのものずばり、ニーチェの「悲劇の誕生」を読むことといたしました。 ... "ニーチェ「悲劇の誕生」を読む" を続けて読む

このブログでは2回にわたって「岩波講座 哲学 05 心/脳の哲学」をご紹介してまいりましたが、残りの部分につきまして、本日はご紹介いたしましょう。 ... "「岩波講座 哲学05 心/脳の哲学」を読む(その3)" を続けて読む

まあ、何もいわずにこのビデオクリップをみてください。Easy Riderのご紹介です。なんか、いい雰囲気ですね。これがつまりは70年代のアメリカであったわけです。ブッシュみたいなちんけなモンが大統領をはってる昨今のアメリカとは、えらい違いでしょう。 ... "かつてこの世界には男がいた。Born to be Wild" を続けて読む

なぜかアエラの最新号の書評で扱われていたこのコミック、かねてから多少は気になっておりましたので、ちょっと読んでみようかなどと考えましたのがとんだ心得違いでしたねえ、、、 ... "「ひぐらしのなく頃に―鬼隠し編」を読む" を続けて読む

仲田昌樹氏の「集中講義!日本の現代思想」は1年半ほど昔のこのブログで一度読んでいるのですが、この当時の私は「哲学」を求めておりまして、「思想」には少々飽き足らなかったのですね。 ... "「集中講義!日本の現代思想」を読み直す" を続けて読む

ポストモダンがあきらめていた異文化コミュニケーションですが、その鍵が普遍的コミュニケーションにあるということは、異文化コミュニケーションの世界の常識、といえるでしょう。そういえば、マクロスFのテーマの一つは「伝えたいものがあるの」ですね。 ... "マクロス・フロンティアの異文化コミュニケーション" を続けて読む

最近、トイレの紙を出しすぎてしまう、という経験を何度かしました。トイレットペーパーを使おうと、紙をちょっと引っ張りますと、思った以上に紙が出てきてしまうのですね。 ... "トイレ紙の陰謀 !? 製紙会社のCSRはいずこに?" を続けて読む

昨日のブログで、香山リカ氏の「なぜ日本人は劣化したか」を取り上げ、その中でわが国の抱えております大問題として、700兆円にのぼる公債残高があることについて簡単に触れました。

この問題は、短い文章では語りつくせるものでもありませんので、本日、稿を改めて再度議論することといたしましょう。 ... "日本はどちらに向かうのか。社会と経済は、、、" を続けて読む

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本日読みます2冊目は、がらりと趣向を変えまして、ファインマンの「光と物質のふしぎな理論」です。 ... "ファインマンの「光と物質のふしぎな理論」を読む" を続けて読む

マックス・ヴェーバーという人は社会学の大家でして、その主著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」につきましては以前のこのブログでもご紹介いたしました。

今回ご紹介いたします山之内靖著「マックス・ヴェーバー入門」は、ヴェーバーの思想に従来とは多少異なる観点から解説を加えたものですが、微妙な話題を扱っているわりには、非常に読みやすい書物となっております。 ... "山之内靖著「マックスヴェーバー入門」を読む" を続けて読む

本日は平日ですが、連休中に読みました本の一つを簡単にご紹介しておきましょう。

ご紹介いたしますのは、ダイエット本で名を馳せました岡田斗司夫著「オタクはすでに死んでいる」です。 ... "岡田斗司夫著「オタクはすでに死んでいる」を読む" を続けて読む

連休は、何もせず過ごそうなどと考えておりましたが、何もしないといろいろと考えてしまうもの。まあ、せっかく考えたからには、ちょっとここにも書いておこうと、キーボードに向かうこととなりました。 ... "シュレディンガ-の猫は普遍妥当性をもって語れるか" を続けて読む

本日はアニメとラノベの日とすることをかねてより計画しておりましたが、ほぼ予定通りの一日となりました。

まず、アニメの方は、10日ほど前に公開されました「名探偵コナン・戦慄の楽譜(フルスコア)」です。 ... "「名探偵コナン・戦慄のフルスコア」を観る" を続けて読む

先週のこのブログでは、谷川流著「学校を出よう!」の第1巻を読んだのですが、結局6巻まですべて読みましたので、その感想などを書いておきましょう。 ... "谷川流「学校を出よう!」を全部読む【ネタバレ注意】" を続けて読む

先週のこのブログで、米澤穂信の「遠まわりする雛」を読む、というお話をいたしました。

で、先週は、「面白かったらご紹介」などと書いたのですが、結局、その他の2冊も読む羽目になりましたので、面白くなかった、といえば嘘になります。特にお奨めは、表題にもなっております最後の作品ですね。

と、いうわけで、この方の著作をほとんど読んでしまいましたので、以下、私の好みでつけましたランキングと短評を述べることといたしましょう。 ... "米澤穂信を全部読む" を続けて読む

昨日、楽天ブログの文字制限(半角10,000字)に引っ掛かり、お話が途中になってしまいました。本日は、続きの部分を書き上げるといたします。ストーリーはα側。例によりまして、CMの挟まったドラマ風に、前回の終わりの部分から始めましょう。 ... "「涼宮ハルヒの驚愕」を読む:追記続編" を続けて読む

長々と続けてまいりました「涼宮ハルヒの驚愕」ですが、昨日のブログで、一旦読み終わったつもりだったのですが、一番美味しい話を語り損ねていることに気づきました。キョンを祭り上げよう、というお話ですね。 ... "「涼宮ハルヒの驚愕」を読む:追記" を続けて読む

昨日の記事に追加しようといたしましたら、あっさり文字数オーバーとなってしまいました。本日の書き込みは、さほどの量はありません。後日の追加は、こちらの記事にするといたしましょう。 ... "続々「涼宮ハルヒの驚愕」を読む" を続けて読む

昨日のブログは、この物語のすべてを明らかにせん、という意欲的な試みではあったのですが、書いてる途中で心配しておりましたように、楽天ブログの文字制限に引っかかってしまいました。で、肝心の話が抜けてしまいました。ハルヒはなにに驚愕したか、という点ですね。 ... "「涼宮ハルヒの驚愕」を読む:補遺" を続けて読む

このところのこのブログでは、量子力学へのチャレンジを続けているのですが、本日は、ちょっと古典力学に戻りまして、ラグランジアンとハミルトニアンについて考えてみることにいたしましょう。 ... "ラグランジアンとハミルトニアン" を続けて読む

「ファインマン物理学」は、物理学の教科書としては最も優れた本ではなかろうか、と私は常々考えているのですが、その中でも「ファインマン物理学V 量子力学」は、ファインマンの独壇場とも言うべき領域を扱っており、ページ数も多く、力の入った内容となっております。 ... "「ファインマン物理学V 量子力学」を読む" を続けて読む

先週まで、時間は虚数的に振舞う、という前提を置くと、相対性理論はどのようになるか、ということを議論してまいりました。まあ、我田引水的に言いますれば、時間は虚数的に振舞うという考え方は、なかなか筋が良さそうである、ということなのですね。 ... "虚数時間の物理学、さて、量子力学は?" を続けて読む

昨日のブログへの追加です。

ベクトルは自然界の実在であるのに対し、座標は人が勝手に定めた座標系でベクトルを計量したものであって、座標系やこれで表された座標値は、人の精神内部にある概念である、ということを前回述べました。 ... "曲がった空間の叙述法(追記)" を続けて読む